燃やすごみの出し方
1.出し方の手順
- 指定ごみ袋に入れて出してください。(指定ごみ袋は市内の小売店で販売しています。)
- 決められた日の朝に出してください。前の日に出すとカラス、犬、猫等によってごみが散乱し、ごみステーションを汚すことにもなります。
- ごみ1袋は片手で持てることが基本です。抱え込んで持たなければならないような止め方(テープ止め等)だと収集時にごみが散乱しやすく、収集員がけがをすることもありますので、 テープ止め等ではなく指定袋の口をしっかり結んで中身がこぼれ落ちないように出してください。
- 指定ごみ袋に入りきらない大きさの物は大型ごみとして出してください。安全に分解または切断し指定袋に入れば燃やすごみに出せます。
- ふとん、毛布、カーテン、ホース、ロープなどは、機械への巻き込み防止のため、長さを1m以下に切断して出してください。安全に切断できない場合は、大型ごみとして出してください。
- 生ごみは十分水切りをしてから出してください。
- 食用油は紙や布にしみ込ませてから出してください。
- 焼却灰は飛散防止のため、水で練ってビニール袋に入れた後、指定袋に入れて出してください。
2.対象になる物
- 生ごみ、食用油、木切れ、紙おむつ、革製品
- ビニール、ゴム製品
- 可燃性の素材でできている物
3.対象にならない物
- 紙製容器包装、プラスチック製容器包装、ペットボトル、新聞類、雑誌類、段ボールは燃やすごみに出さず分別して資源ごみに出してください。
- 不燃ごみ(金属製品、陶器類、ガラス)は、絶対に入れないでください。
- 危険ごみとして、爆発や火災の危険性があるもの、水銀を含むもので、家庭から出される
(1)ガス缶類、(2)石油ストーブ類、(3)ライター、(4)乾電池、(5)水銀体温計、(6)蛍光管
の6品目を指定し、分別回収を行なっているので、燃やすごみには、絶対に入れないでください。
4.南但クリーンセンターにおける処理 (生ごみ等も有効利用しています。)
- 計量後、プラットフォームから受入ごみピットに投入されます。
- 受入ごみピットのごみは、破砕装置により一次破砕処理を行ない、破砕選別装置でメタン発酵
に適するごみを機械選別します。
①メタン発酵に適した可燃物は、分別後、バイオマス設備用ごみピットに貯留します。
②メタン発酵に適さない可燃物は、分別後、熱回収設備用ごみピットに貯留します。 - バイオマス設備用ごみピットのごみは、選別ごみミキサーで適度な固形物濃度に調整後、メタ
ン発酵槽に投入します。 - メタン発酵槽中の生ごみ等は、約20日間メタン発酵させ、発電用のメタンガスを発生させます。
- 発酵後の残渣は、脱水機で処理後、熱回収設備用ごみピットに貯留します。
- 熱回収設備用ごみピットのごみは、攪拌を行なった後、焼却ごみホッパから給じん装置でスト
ーカ炉へ送られ焼却処理されます。 - 焼却後の焼却灰、飛灰は、場外に搬出後、処理施設で有害物質(不燃物残渣、塩分等)を除去し、セメントの原料として有効利用しています。