廃棄物系バイオマスについて
1.廃棄物系バイオマスの利用について
- 廃棄物系バイオマスの利用用途は、堆肥化、飼料化、エタノール(BDF)化、メタンガス化(バイオガス化)、固形燃料化があります。
- メタンガス化システムは、廃棄物系バイオマス(主に食品廃棄物・紙ごみ)を収集し、嫌気条件化(酸素の無い状態)で微生物の働きによって分解し、 メタンガスと二酸化炭素を含む可燃性ガス(バイオガス)を生成し、燃料や発電熱源として利用するシステムのことです。
- メタンガス化システムを導入することで、小規模の焼却施設で発電できなかった地域でも、可燃ごみや生ごみからバイオガスを回収することができます。
また、これによって発電やガスの回収が可能になり、温暖化対策にも繋がります。 - 南但クリーンセンターは、高効率原燃料回収施設として循環型社会形成推進交付金の交付率 1/2により事業実施しました。
また、固定価格買取制度(FIT)を適用して売電することで、組合の負担を抑えています。
2.関係情報について (※各HPにリンクします。)
環境省の「廃棄物系バイオマスのメタンガス化」に関する情報にリンクします。
環境省 情報サイト・マニュアル
- 廃棄物系バイオマスのメタンガス化について(環境省)
※国内のメタンガス化施設の導入事例等が紹介されています。 - 廃棄物系バイオマス利活用導入マニュアル(平成29年3月 環境省)【PDF】
※南但広域行政事務組合の取組み等も紹介されています。 - メタンガス化施設整備マニュアル(改訂版)(平成29年3月 環境省)【PDF】
※本編P19に、湿式方式と乾式方式の導入事例が紹介されています。 - 廃棄物エネルギー利用高度化マニュアル(平成29年3月 環境省)【PDF】