施設紹介
南但クリーンセンターは高効率原燃料回収施設とリサイクルセンターからなります。
高効率原燃料回収施設は、バイオマス設備と熱回収設備を合わせた施設です。リサイクルセンターでは大型ごみや不燃ごみはごみの種類により再資源化されていきます。
1.ごみ処理の流れ -高効率原燃料回収施設-
収集ごみや持込ごみの可燃ごみは、次のように処理されます。
- 計量後、プラットフォームから受入ごみピットに投入される。
- 受入ごみピットのごみは、破砕装置により一次破砕処理後、破砕選別装置でメタン発酵に適するごみを選別しバイオマス設備用ごみピットへ、メタン発酵に適さない可燃物は熱回収設備用ごみピットへ貯留します。
- バイオマス設備用ごみピットのごみは、選別ごみミキサーで適度な固形物濃度に調整後、メタン発酵槽に投入します。
- 熱回収設備用ごみピットのごみは、焼却ごみホッパから給じん装置でストーカ炉へ送られ焼却処理されます。
2.バイオマス設備 -高効率原燃料回収施設-
バイオマス設備は、メタン発酵槽で得られたガスで発電します。
3.熱回収設備 -高効率原燃料回収施設-
熱回収設備は、メタン発酵に適さない可燃ごみや発酵残渣(ざんさ)を焼却する設備です。
4.リサイクルセンターの工程
大型ごみや不燃ごみはごみの種類により再資源化されていきます。
- 不燃性大型ごみ・不燃ごみ・・・回転式破砕機で小さくし、磁選機、アルミ選別機などにより鉄・アルミ・可燃物・不燃物の4種類に分けられる。
- プラスチック製容器包装・・・手選別の後、圧縮梱包される。
- 紙製容器包装・ペットボトル・・・手選別の後、それぞれ圧縮梱包される。
- かん類・・・スチール缶、アルミ缶にわけて、圧縮成形される。
5.ストックヤード -リサイクルセンター-
分別と処理加工が行われて、ストックヤードに一時貯留されます。
- 破砕選別鉄
- 破砕選別アルミ
- 成形品・梱包品
- びん(無色)
- びん(茶色)
- びん(その他)
- 新聞・雑誌類・ダンボール
- 蛍光灯・電球
- 水銀使用製品
- 乾電池類