候補地選定
選定の経緯
各町から2箇所ずつ選定された計16箇所の適
地について、一次選定として、立地・社会・環境条件の項目について、既存資料及び現地調査により評価を行
い、上位8箇所に絞込みました。さらに、二次選定として、立地・自然・環境条件について、別の角度から評価するとともに、経済条件として概算の造成工事費
を算出して検討した結果、最終的に最も条件のよい和田山町高田地区が建設候補
地として決定されました。
評価項目と評価方法
1) 評価項目
一次 選定 |
評 価項目 | 評価内容 | 重要度 | |
立地条件 |
地形① | 敷地面積に余裕があるか | 2 | |
搬入アクセス | 搬入道路の距離及び状態はどうか | 1 | ||
交通量及び混雑度はどうか | 1 | |||
区域内における位置はどうか(運搬効率) | 3 | |||
社会条件 |
法規制 | 法規制の解除難易度はどうか | 3 | |
土地利用 | 土地利用状況はどうか | 1 | ||
文化財 | 史跡・名勝・天然記念物が近くにないか | 3 | ||
住居公共施設 | 住居及び公共施設が近くにないか | 3 | ||
環境条件 | 利水状況 | 放流先河川の利用状況はどうか | 3 |
二次 選定 |
評 価項目 | 評価内容 | 重要度 | |
立地条件 | 地形① |
配置計画に無理はないか | 1 | |
用地の利用効率はよいか | 1 | |||
谷地形が有効に利用できるか(埋立効率) | 1 | |||
跡地が利用しやすいか | 2 | |||
地質 | 活断層との位置関係はどうか | 1 | ||
自然条件 | 地形② | 貴重な地形が近くにないか | 2 | |
動植物 | 貴重な動植物が確認されてないか | 1 | ||
植生 | 植生の自然度はどうか | 2 | ||
環境条件 | 景観 | 周辺に与える景観の変化はどうか | 2 |
2) 評価方法
次の要領で各候補地の評価得点を算出し、比較評価を行った。
- 各項目に関して適性度が最も高い場合評価A(3点)とし、それより劣る場合について順に評価B(2点)、評価C(1点)とした。
- 各評価要素の相対的な重み付けとし て、評価項目の重要度(1~3)を決定した。
- 各評価項目の評価に重要度を乗じたものをその項目の得点とした。
選定結果
「一次選定」
町名 | 八鹿町-1 |
八鹿町-2 |
養父町-1 |
養父町-2 |
大屋町-1 |
大屋町-2 |
関宮町-1 |
関宮町-2 |
場所 |
中村 |
今滝寺 |
大坪 |
熊野 |
由良ノ下 |
星ノ広場 |
中瀬 |
尾崎 |
得点 |
34 |
35 |
35 |
36 |
46 |
44 |
37 |
34 |
町名 | 生野町-1 |
生野町-2 |
和田山町-1 |
和田山町-2 |
山東町-1 |
山東町-2 |
朝来町-1 |
朝来町-2 |
場所 |
口銀谷 |
栃原 |
法道寺 |
高田 |
迫間 |
金浦 |
上岩津 |
上八代 |
得点 |
36 |
45 |
41 |
48 |
43 |
39 |
34 |
36 |
「二次選定」
町名 | 大屋町-1 |
大屋町-2 |
関宮町-1 |
生野町-2 |
和田山町-1 |
和田山町-2 |
山東町-1 |
山東町-2 |
場所 |
由良ノ下 |
星ノ広場 |
中瀬 |
栃原 |
法道寺 |
高田 |
迫間 |
金浦 |
合計 得点 |
77 |
81 |
76 |
81 |
82 |
84 |
82 |
77 |
順位 |
6 |
4 |
8 |
4 |
2 |
1 |
2 |
6 |